盲導犬を知って下さい。

盲導犬とは
 
 盲導犬は英語で「Guide Dog」と言います。字のごとく「人を導く犬」です。
 光をなくした視覚障害者の歩行問題を解決する手段のひとつとして、1891年にオーストリア(ウィーン)の神父、ウィルヘルム・クラインが研究したのが始まりです。

 その後1916年ドイツにおいて、戦争(第一次世界大戦)による負傷などで目が見えなくなってしまった「戦盲者」のために盲導犬が育成され、やがてヨーロッパの各地やアメリカなどで盲導犬育成が開始されます。
 
 日本では、昭和13年アメリカのゴードン青年が盲導犬といっしょに日本に立ち寄ったのが始まりです。その翌年には日本の戦盲者のためにドイツから4頭の盲導犬が渡されましたが、戦乱のなかその4頭も死に絶え・・・
 やがて敗戦。盲導犬のいない空白の時代が続きます。

 しかし昭和32年、国内ではじめての日本人の手による育成で「国産第一号」の盲導犬が誕生します。やがて国内8箇所に事業として盲導犬協会が設立されました。現在でも、北から北海道栃木東京神奈川愛知京都大阪兵庫福岡の9ヶ所で、盲導犬の育成が行われています。

 現在約1、000頭の盲導犬が、視覚障害者のために実働。犬種はおもにラブラドール・レトリバーですが、その他にゴールデン・レトリバーシェパードが使用されています。
                                           財団法人 九州盲導犬協会より転載

 現在の視覚障害者は全国で約30万人いると言われており、視力を完全に失った人は焼くお万人、少しだけ見える人は約20万人と言われています。

 視覚障害者が自立をする上でパートナーとして盲導犬を迎えます。しかし、盲導犬を待ち望んで何年にもなるのに、まだ盲導犬を迎えることが出来ない人が沢山います。
 理由は盲導犬1頭を育成する上で多くの資金が必要となります。育成にかかる費用の約9割は募金や寄付金で補っております。残りの1割は地方自治体等の補助によるものです。
 また、盲導犬を訓練する訓練士不足も理由の一つと考えられます。



 実際に盲導犬と共に生活している視覚障害者の方の声は、

 @一人で自由に歩く事ができ社会復帰が可能となった。
 A盲導犬は大切な家族、そして分身です。もう盲導犬がいない生活は考えられない。
 B盲導犬のおかげで体も心も健康。家の中が明るくなった。
 Cこれほど活躍してくれている盲導犬に対して、一般の方々の理解を切望します。
   (これらの声は財団法人 九州盲導犬協会より転載しました。)

  
この写真は財団法人 九州盲導犬協会より許可をいただき使用しています。

 多くの視覚障害者の自立を支援する為に、
  多くの方のご協力が必要です。

寄付や募金、または募金箱の設置などに関してのお問合せは
最寄の盲導犬協会へお問合せ下さい!

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